スペシャルニーズステーションについて
いま、75%の障がい者の方が働けていません。
働いている障がい者の月給平均も月に4-8万円という平均データです。
健常者と同じような給与を支給されている障害者の方は極めて稀な現状にあります。
このデータが、私たちの創業のきっかけとなっております。
なんとかこの数値を少しでも引き上げたい。
でも、小さい頃から訓練をしなければ、現場が求めるレベルに達せていないかもしれない。
だから障がい者就職率の数値が低いのではないのだろうか。
障がい者の就職率UPの可能性があるのであれば、高校生から療育を始めたのでは間に合わない。
小学生から治療や教育(=療育)をしなければならない。
それであれば私たちがすべきことは、小学生~高校生を対象にした放課後等デイサービスだ。
このように考えました。
小学生にあがるまでは「児童発達支援」、
小学生から高校卒業までを「放課後等デイサービス」で療育し
卒業後は私たちがご用意する予定の「障がい者のみで作られた会社組織」で自立する。
障害児者のプラットフォームでありたいと思い、組織名を
Special Needs(障がい児)+Station=Special Needs Stationといたしました。
私たちは「障がいは個性の1つである」と考えます。
発語ができていない、感情コントロールができていない、勉強が追い付けない、じっとしていられないなど
様々な障がいを抱えたお子さんがご利用されていますが
おおよそ3学年分の発達遅滞といった現状です。
20歳になり社会に出るまでに訓練をすれば良いのです。
「幼いうちから取り組めば、症状回復は社会適応レベルにきっと持っていける」
「健常者と同じレベルの給与を支給できる仕事もきっと見つかる」
このような思いで日々生徒さんと療育しております。
将来、ご家族が定年をむかえられたとき困らないように仕事場(就職先)の提供、
わたしたちがご用意を予定している障害者による会社組織での仕事の提供を目指し、
少しでも助けとなるように進めております。
これまで、ご家族のご協力をいただきながら、以下の項目を進めさせていただきました。
生活力(整容・掃除・整理整頓)
認知発達・ABA集中(規定プログラム・個々のオリジナルプログラム)
解決すべき発達面軽減(他害・自傷・癇癪・泣き・注目引き・こだわり・自己刺激・注意欠陥・多動衝動・回避・エコラリア)
基礎運動(座る・立つ・歩く・走る・微細運動・粗大運動)
基礎学力(構音・発声・概念・国語・算数)
社会性(要求・声の大きさ・声のスピード・声の明るさ・アウトプットスキル・お金計算・注文・電車バス体験)
これらにより、様々なアプローチ方法などを獲得することができました。
ノウハウを基に「ご家庭での課題とされている点を学期ごとの目標に設定し、同じ歩幅で歩みを進める」
このような形で進めております。
アットホームな雰囲気の中で、能力をのばせる療育施設でありたいと考えております。
代表挨拶
障がいを抱えた卒業生が健常者と同様に働ける職場を準備中です。
2020年柏エリア(別事業組織)にオープン予定で進めております。
どの部分であれば勤務可能であるか等
検討しております。
決まり次第ご連絡させていただきます。